最初に彼女を見た印象は
とても暗い感じがしました。
人からのエネルギーを凄く感じるようで
過度に敏感で、生活するのが大変そうでした。
話すときは下を見て、
たまにしか私と目を合わせないのです。
そんな本郷さんが
私を訪ねてきた経緯とは―。
ある日、目の前に一匹の龍が
姿を現しました。
あるお寺の天井に描かれている
鳴き龍を見てから本郷さんは、
空想の世界の存在と思っていた
龍の姿を視れるようになったのです。
龍は何も言わず、
本郷さんをしばらく見つめ、
消えていったそうです。
その日から、
時々同じ龍を目にするようになりました。
(これは何かのメッセージに違いない)
そう思った本郷さんは、
「龍神 神社 東京」でネット検索しました。
すると検索結果の中に、
ひとつだけ気になるブログがあったのです。
(ライトワーカーれい華?
この人、龍神と関係あるの?)
そのブログを読み進めていくと、
理由は分からないけれど
会ってみようと思ったそうです。
不安や恐れといったものに対して、
本郷さんは小さい頃から敏感でした。
実家がお寺ということで、
お墓があるからか、
小さい頃から
同い年の子たちからは
距離を置かれた。
〝目に視えないこと〟は
人に理解してもらうことをあきらめた」
彼女はとても孤独でした。
私は浮かんできたビジョンを
彼女に説明しました。
「神さまってね、
本当に分かりやすいように
いろいろなことを視せてくれるんですよ。
いま視えるのは、
家庭排水が流れるドブ川に
無数のゴミ袋が浮かんでいます」
私の言葉に彼女は
ショックを受けたようでしたが続けました。
「普通の人は、
最初は川の上流のエネルギーが視えるんですね。
川の上流って綺麗でしょう。
でも、あなたの場合は家庭排水で、
汚いうえにたくさんのゴミ袋が
浮いているのが視えます。
なんだか悪臭もすごいですよ」
「どういうことですか?」
「このゴミの山は、
あなたの魂が溜め込んできた
負のエネルギー。
今世だけじゃない、
過去世からずっと
持ち越し続けてきた負の感情が、
今生に影響を及ぼしているんです。
だから、マイナスなものを
引き寄せてしまっていたんですね」
「私、どうすればいいんですか?」
「いまから神さまの力を
お借りして綺麗にしていくから、
大丈夫ですよ」
そう答えて、
私は彼女の身体に
再び手をかざしました。
温もりを感じたのか、
彼女が心地よさに身をゆだね、
身体の力を抜いたのが分かりました。
「れい華さん、指先の感覚が分かります。
私、物心ついた時から
手足はいつも冷えていて、
ときどき血が通ってないんじゃないか
と思うくらいなんです。
それほど冷たかった手先が
ポカポカと温かくなってきました。
れい華さんの手から伝わってくる
温かい光が、
身体の内側を流れているのを感じます」
彼女はこの後、激変しました。
1回のセッションで能力が開き、
透視能力者になったのです。
文 ライトワーカーれい華
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